ぐるっとパスチャレンジ2:古賀政男音楽博物館(2017年1月25日)
こんばんは、ねんどです。
昨日に引き続き、ぐるっとパスチャレンジ2日目!
今日は、代々木上原にある古賀政男音楽博物館に行ってきました。
昨日は映画、今日は音楽という流れです。
小田急線代々木上原駅で降りて、3分くらい、井の頭通りに面した円形の建物が見えました。「古賀音楽博物館」というバス停の名前になっているみたいです。
奥にはJASRAC!音楽関係同士だし、何か関係あるのかな。
入っていきます。
正面入口はこんな感じです。太陽がまぶしいぜ!
左側の受付でぐるっとパスをちぎってもらったら、館内へ。
スタンプカードを作りますかと聞かれて断ったけど、集めると何か特典があったのでしょうか。
建物の中は?
1階はホール。コンサートなども開かれているようです。
2、3階が展示室。階段を上って、展示をみたら、エレベーターで地下に降りて、音楽情報室をお楽しみくださいとのこと。
早速、階段を上がっていきます。
天窓からの明かりがいい感じです。
、
階段を上がると、資料室です。
2階
2階には殿堂入りした日本の大衆音楽の作曲家、作詞家などの顔と名前がずらり。大衆音楽っていう言葉自体を久しぶりに聞いた気がします。だいぶ上の世代の人達だったりするので、親とか時代感が分かる人と来て当時の話を聞いた方がより楽しめたかもしれません。
毎年、顕彰者が発表されているらしく、平成28年には寺山修司氏の名前もありました。どうやら最新の人ってわけではないようです。天井桟敷って劇団だと思ってたんですが、天井桟敷レコードってレーベルあるんですね。
奥に行くと3階へとゆるやかなスロープが続いているのですが、それが古賀政男氏のお家の石畳をイメージしているそうで、音楽のレッスンに来た人が緊張しながら古賀氏の家に向かう気分を感じてくださいといった事が書いてありました。
絨毯の絵柄が石畳っぽくなっていて、両側の壁にディスプレイがいくつもあって、氏の家の玄関、お庭の四季の写真が映っていて、なかなかいい演出でした。
3階
3階には、古賀政男氏の家から移築したものが展示されていました。模型もあって、使用人部屋もいくつもあるずいぶんな豪邸だったことがわかります。書斎や和室もそのまま持ってきていました。
古賀政男氏の出身の福岡県の大川市の小学校では、毎年、古賀氏を描く絵画コンクールが開かれているそうで、入選した子どもたちの絵が飾られていました。ねんど福岡県出身なんですが、知らなくてごめんなさい。。
他に古賀政男氏ゆかりの品や氏の略歴の展示などがありました。
古賀政男氏は、昭和を代表する大作曲家だったみたいです。「東京ラプソディ」「無法松の一生」って曲名を聞いたことありました。マンドリン倶楽部というものの創設をしたり、「古賀メロディ」と呼ばれる数々の名曲を作っていたそうです。
ある場所に立つと、曲が流れるという仕組みになっているところもあって、曲を聴きながら展示物を見ていると、昭和な感じがしました。
ヘッドフォンで彼の曲を聴けるコーナーもありました。
ベロベロ節って酔っぱらいの曲も面白かったけど、Youtubeにはありませんね。
この曲も有名らしいです。歌い方には時代を感じてしまうけど、マンドリンの音色に哀愁を感じます。
晩年は入退院を繰り返していたようです。印象に残ったのが、昭和53年に亡くなる2日前のメモ。
今日も懐メロ大会を放送している。
僕の歌を好きな人は悲しい人ばかりだ。
こんな曲が流行らない時代になってほしい。
みんなもっとハッピーになってほしい
実際はもっと長かったのですが、少し厭世的な感じでした。ピカドンの慟哭も早くなくなれというような事も書かれていて、戦争の心の傷跡はすごく深かったんだなと思いました。
企画展 日本歌めぐり7 福岡
3階の1室で企画展をやっていました。日本歌巡り7ということは、いろんな県を特集してるんでしょうね。さっきも書きましたが、ねんど福岡出身なので、福岡の回に来て盛り上がりました。音楽博物館らしく、音楽の面から福岡を特集していて、明太ロックの話や、日本のリバプールと言われていたなどなど解説が。
それからおもしろかったのが、歌マップ。どこの場所を歌にしたのか、写真はもらったパンフレットで文字数のせいもあるのかアーティスト名は書かれていませんが、展示にはアーティス名も書かれていました。スピッツや椎名林檎の名前もありました。
スピッツの天神駅の改札口で君のよれた笑顔~♪って曲を聴いた時、テンションが上がったことを思い出しました。
これを見ながら、福岡の歌がBGMで流れているのですが、かかっていた曲がこれ。壮絶に暗い・・・が小倉など知ってる地名が出てくるとつい聞いてしまうものです。
B1
3階からエレベータに乗って地下に降りると資料コーナー。2階の殿堂入りの人の曲が聞けたり、音楽関係の本があったりします。
昨日行った東京国立近代美術館フィルムセンターでとりあげられていた李香蘭に古賀政男氏も曲を提供していたらしいので、試聴機でその曲を聞いてみたりしました。透き通る歌声でした。
結構たくさんの人の曲があって、スタンプカードを作る人はここで音楽を聴くのが目的なのかもしれませんね。
他にもカラオケスタジオがあって、30分200円で借りられるそうです。録音用CDを1枚1000円で買えば、歌の収録もできるらしいです
音楽が全体に昭和で、なんだかタイプスリップしたような気持になってしまいました。音の資料館でした。昭和の音楽を聞きたくなったら、行ってみるといいかもしれません。コンサートもちょっと気になりました。
うろうろねんどの旅は続く!
ぐるっとパスチャレンジ1:東京国立近代美術館フィルムセンター(2017年1月24日)
こんばんは、ねんどです。
ねんど、またぐるっとパスを買いました。2016年度は1月31日までの発売なので、今回が2016年版の最後になると思います。
ぐるっとパスを買ったのは、今回が4度目。2000円で最初に使ってから2ヶ月間、東京周辺の79の施設が入場できたり、入場料が割引になるってのが、ぐるっとパスの魅力なんですが、実は過去3回の利用実績は、平均3施設。ほとんど元が取れていない、負けっぱなしの状態です。
これではいけない。
そこで今回は、2か月の間になるべく多くの施設に行くことを目標に掲げました。(ちょっと大げさ)
冬の季節は寒いし、外に出たくなくなりがちなので、外に出るきっかけにもなりますしね。
入場できる施設数は?
2か月で果たしてどれくらい回れるのでしょうか。
今日2017年1月24日にぐるっとパスを購入したので、期限は3月23日までの58日間。今回は割引ではなく、入場できる施設に絞って攻めてみたいと思います。この期間に休館になっていなくて、常設展または企画展に入場可能な施設は、55ありました。
58日間で、55施設。なかなかハードなことになりそうです。
初日は、東京国立近代美術館フィルムセンター
初日の今日はどこにしようかと、以前どこかでもらったぐるっとパスのチラシをみていたら、東京国立近代美術館フィルムセンターが2017年1月30日~2017年3月31日の間、電気工事で休館になると書いてありました。
これは、今週行っておこう!ということで、初日は東京国立近代美術館フィルセンターに決定しました。
場所は、京橋駅から徒歩1分。地下鉄を降りて、階段を登ったらすぐありました。
入り口は、こんな形。
「日本映画の歴史」という常設展と「戦後ドイツの映画ポスター展」の企画展をやっていました。
建物内は
1階は、エントランスと休憩スペース。
2階は、大ホール。定期的に映画を上演したり、トークショーをやったりしているようです。
4階には、図書館。荷物をコインロッカーに預けて、受付でパスをもらって入場します。映画関係の雑誌や本がありました。そんなにたくさんは開架されてなかったけど、検索機があったので、奥にはたくさんあるのかもしれません。アニメーションのコマ数を節約するという記事の冊子があったので、読んでみました。
そして、7階が展示室。
企画展の「戦後ドイツの映画ポスター展」を見ようと思っていたのですが、「日本映画の歴史」とそのままつながってみる形のようでした。
日本映画の歴史
順路が先に「日本映画の歴史」を見るようになっていたので、まずはそちらから。映画会社の系統や、日本最古のフィルム映像や、映写機やカメラが展示されていました。
いくつか映画の一部映像を再生したりもしていたのですが、意外と面白いものもありました。印象に残ったのが、こちら。
成金
白黒映画。表情が白黒でも分かるようにか目張りと表情が誇張されすぎておもしろかったです。疑ってる顔、焦ってる顔とか、そこまでしないでもっていうくらいでした。
狂った一頁
1926年の日本の前衛映画。脚本は川端康成らしいです。フィルムが焼けたと思ってたら、奇跡的に蔵から発見されたそうです。舞台は精神病院。独房で踊り狂う妻。雷、大雨、幻想世界。白黒で音はないんですが、見入ってしまいました。
展示では5分間くらいでしたが、全体は70分くらいあるらしく、いつか見てみたいです。
ホーム・マイホーム
ペーパークラフトのアニメーション作品。きつねともぐらが家を求めて、それぞれ地上と地下を進んでいくんですが、歌もキャラもすごくかわいくて好みでした。岡本忠成という人の作品らしく調べてみたら、みんなの歌の「メトロポリタン美術館」もこの人の作品だと知ってびっくりしました。子どもの時、大好きでした。
タイムトラベルは楽し~メトロポリタンミュージアム♪
美術館に夜まで隠れていたら、そんな楽しいことに出会えるのかなと子供心に思っていました。
戦後ドイツのポスター展
日本映画の歴史のコーナーを超えたら、本日のお目当の戦後ドイツのポスター展でした。2部構成で、西ドイツと東ドイツとで別れて展示してあったのですが、雰囲気がぐっと違いました。西ドイツの方がタイポグラフィーやデザインに思い切りがあって、ねんど的には、そちらの方が好きでした。
名前は知っているけど、見たことがある映画も多数あって、見てみたくなったり。
「野火」「七人の侍」のポスターもありました。
それにして、この美術館、映画なども上映しているらしいので、電気工事が終わったら、また行ってみようかと思いました。シアターも気になりました。映画の世界も沼なんでしょうね。
うろうろねんどの旅は続く!
クロアチア・スロベニアをうろうろ(12)2016/6/17(金)ポストイナ鍾乳洞その3旅は道連れ
こんばんは、ねんどです。
随分激しく時間が空いてしまいましたが、新婚旅行の続きを書きます。
前回は、ポストイナ鍾乳洞で地下世界を見てきたねんどたち。
今回は、お土産巡りをして、次の目的地プレジャマ城(洞窟城)に向かいます。
ポストイナ鍾乳洞のお土産(主にホライモリ)
ポストイナのお土産といえば、ホライモリ(英語ではプロテウス)のグッズがたくさん。ホライモリのキャラはこんなのです。
ねんど達も買ってみました。英語ではプロテウスというので、プロちゃんと名付けてみたり。
ホライモリの現物は、ポストイナ鍾乳洞の終わりの方に水槽にいるのを見ることができました。ヨーロッパで唯一洞窟内で生息する脊椎動物。光に弱い生き物らしいのでフラッシュをたかないで的なことを聞いてたけど、みんなバシバシ写真を撮ってて心配でした。。100年も生きられるらしいです。
昔、鍾乳洞には生き物は存在しないと思われていたそうです。
ところが、ポストイナ鍾乳洞の下流の地域では、川が増水した時に生き物が流されていたそうです。それがこのホライモリなのですが、地元の人は龍が洞窟に住んでて、その子供が流されてきていたと思っていたそうです。
その後、1797年ヨシップ・イェルシノビッチ・フォン・ローヴェングライフという人がこのポストイナ鍾乳洞の周辺のチュルナ鍾乳洞でホライモリを発見し、生物学者が遠くから見に来るようになったそうです。当時きっと世紀の大発見だったんでしょうね。
そんな豆知識はみんなこのお土産屋さんで売っていたこの本に載ってました。いろんな言語であって日本語もあったので買ってみました。いろいろと勉強になりました。
他にはスロヴェニアの名物のはちみつなども売ってました。
お昼
お腹もすいてきたし、次の目的地をどうしようか相談がてらランチにしました。(この時点では、まだプレジャマ城(洞窟城)に行くと決めてませんでした)
このお店で買って道の向かいのテラス席で食べます。
食べたもの。サンドイッチと、カフェラテ。ガス入りウォーター。サンドイッチはチーズとハムがおいしかったです。
写真を撮り忘れましたが、テラス席からは川と水車も見えました。緑も多くて、ここでゆっくりするのも楽しそうです。でもせっかく来たのでやっぱりプレジャマ城(洞窟城)に行くことにしました。
プレジャマ城(洞窟城)へ行けるのか?
プレジャマ城(洞窟城)へは、昔はバスがあったらしいのですが、今はタクシーしかないそうで、Tourist Informationの人が「タクシー乗り場は駅の方、見つからなかったらもどっておいで」と言っていたので、駅の方に戻ることにしました。
ポストイナ鍾乳洞の前の公園の出口を出ると、こんな看板を発見!他の言語もいくつかありました。日本の団体バス向けなのかな。
ねんどが写真を撮っていたら、旦那さんが、少しマッチョな白人の男の人と話しています。どうしたのと聞くと、「タクシーを知らないか。キャッスルに行きたいんだ」と言っています。私たちも探していると言うと、じゃあ一緒に探そう。ということになりました。
ねんど達パーティーに仲間が加わった!
ブラジルから来た人らしいです。タクシー乗り場は駅の方にあるらしいというと、「駅は遠いから戻るのはきついね。ここの駐車場で行く人を探す?僕は、さっきいくつか当たってみたけど、ダメだった」っていうので、駅の方に向かいつつ、見つけられたら乗り込もうという話になりました。
駅に戻りがてら、どういうルートで旅してるかなど、話をしました。
ブラジルの人は、前日はブレッド湖に行ってて、ポストイナ→洞窟城の後は、リュブリャナ→ザグレブ→プリトヴィツェ湖群公園→アドリア海を南下して、ドブロブニクに行くらしいです。3週間かけて回ってるそうで、スロベニアは友達が行って良かったと言ってたから来たそうです。
私たちは、今夜ブレッド湖に泊まるっていうと、「ブレッド湖はすばらしかった。あの風景を見ていると、仕事とかいやなことを忘れられたよ」というようなことを言っていました。ブレッド湖の写真を見て、スロベニアに来たので、ますます楽しみになりました。彼は「僕の英語はTerribleだ」と言っていましたが、ねんど達の英語の方がよっぽどTerribleで、でもお互い旅人で、言葉が出ないもどかしさはあったけど、意外と盛り上がるもんだなと思いました。
見つからないタクシー
さて、そうこうしてたら、バスセンターのあるポストイナの町に着きました。ブラジルの人が、道行くおばさんに「タクシーに乗れる所はありますか」と聞いてくれたら、おばさんは「わからないわ。そこのレストランの人なら知ってるかもしれない」と、いっしょにレストランへ行ってくれました。レストランのおじさん「すまないが、知らないな。向かいのバーの人なら知ってるかも」
おばさんと、レストランの人にお礼を言って、お店を後にしました。なんだか伝言ゲームや借り物競争な気持ちで、バーへ。
ブラジルの人が、バーのお姉さんとフランクな感じで何か話してて、お姉さんはタクシー会社に電話してくれました。
しかし「ごめんなさい。全部出払ってるって」
万事休す・・・
これは、最初に行ったTourist Informationで情報を聞くしかなさそうです。中に入ると、他にもタクシーを探している人がいて、「ここを出て右側に泊まってる所がある。台数は少ないけど」的なことをTourist Informationの人が言っていました。
「これは!」とブラジルの人と目配せして、サンキューと言ってTourist Informationを出ました。聞いていた人には悪いけど、タクシーは我々がいただきますぜ。
足早に歩いていると、東洋人らしき人(まあ、ねんど達もそうなんですが)がブラジルの人に話しかけています。「もしかして、タクシー探してる?」「Yes!」「相乗りする人探してるんだけど、いっしょにどう?」
これは!渡りに船とはこのことです。
へい!タクシー
タクシーが止まっている所に行くと他に2名ほど東洋人らしき人達が待っていました。ん?人数が全部で6名。タクシーに乗り込めるのでしょうか。
運転手「OK!行こう!」
行けるみたいです。みんな乗り込みます。
へい!タクシーと日本のように簡単にはいきませんでしたが、これでなんとかプレジャマ城(洞窟城)に行けそうです。
次回は、プレジャマ城(洞窟城)へやっと到着です。
うろうろねんどの旅は続く!
生田緑地でお月見のはずが 2016/9/15(木)
こんばんは、ねんどです。久しぶりの更新です。
昨夜は、お月見デーというイベントを神奈川県川崎市の生田緑地でやっていたので、うろうろしてきました。
このイベントは、いつもは夕方で閉まってしまう生田緑地内の日本民家園と、宙と緑の科学館のコラボイベントです。
9月15日:《コラボ企画》お月見デー「民家園と科学館で十五夜を楽しもう!」 | 催し物 | 川崎市立日本民家園
夜の特別プラネタリウム
17時くらいからイベントはやっていたのですが、ねんどが生田緑地に着いたのは18時前。科学館のプラネタリウムがちょうど18時から「夜の特別プラネタリム」をやってたので、まずはそれを見てみました。
ここのプラネタリムは、録画されていた番組を流すのではなく、毎回人が説明してくれるのが魅力です。プログラムは通常、毎月変わるんのですが、今夜の星空を説明してくれるので、星空を見てみようという気になります。
ねんど、人が話してくれるのが気に入って、最近毎月行ってるのですが、月が替わると星座が少しずつずれていく様子が見ていて楽しいです。
さて、この夜は、特別プログラム。十五夜ということで月の話題が中心。月の模様が日本ではウサギの餅つきと昔から言われていますが、国によって、蟹や人の顔に見えるといわれてるそうです。
正確な満月は今年2016年は9月17日だそうです。
なんで十五夜と満月がずれているかというと、古来、月の周期を30日として、新月から数えて15日目が十五夜としていたけど、実際の月の満ち欠けは30日でないかららしいです。さらに現在の暦も30日周期でないので、十五夜も15日でないことが多いそう。今月はめずらしく15日なんだそうです。
月の満ち欠け
宇宙からみた地球と月の関係で、月の満ち欠けの説明もしてくれました。
正確にいうとケプラーの法則があるのですが、難しいので今日は説明を省きますと言っていました。
そう言われるとなんだか気になって、ねんど調べてみました。
ケプラーの法則って簡単にいうと、こんな法則らしいです。
その1.惑星の軌道は正円じゃない。
その2.回っている対象(地球でいうと太陽)は、円の中心にない。
その3.惑星は、回っている対象(地球でいうと太陽)から近いところでは早く、遠いところだと遅く回る。
月がぐるぐる回る軌道には地球の重力が影響しているけど、太陽も影響してて、月も地球も楕円形で回っているので、地球と月と太陽の位置で、重力の影響をうけて、日数が変わるってことみたいですね。
暦Wiki/月の満ち欠け/月齢と満ち欠け - 国立天文台暦計算室
子どもさんもたくさんいたし、確かに説明難しいと思います。ヒントをくれたので、勉強できました。ちゃんと計算式も導き出して、ケプラーさんすごい人ですね。
君(月)の名は。。
月の呼び名も絵付きで説明してくれました。
月は毎日上る時間が違って、毎日少しずつ遅くなるそうです。
十五夜の後は、こうなるみたいです。
16日目:十六夜(いざよい)
17日目:立待月(たちまちづき)。立って待ってる
18日目:居待月(いまちづき)。座って待ってる
19日目:寝待月(ねまちづき)。寝て待ってる
20日目:更待月(ふけまちづき)。夜10時くらいの夜更けまで待ってる
こんなに待つなんて、気が長いですね。プラネタリウムの絵では十五夜の団子がだんだん減っていくのがおもしろかったです。待ってる間に食べ散らかしたんですね。
分かりやすく説明してくれているサイトがありました
他にもいろいろ教えてくれて、今日もためになりました。
夜の日本民家園
プラネタリウムで勉強になった後は、夜の民家園へ。
夜は雰囲気ありますね。すすきと共に。
十五夜飾り
あちこちの古民家で、十五夜飾りをしていました。
拡大版です。
この白いのケーキかな。。
横に説明書きの紙があったので、見てみると、お豆腐だそうです。
白い壁の倉が立つように意味があるそうです。地域によって、お供えするものは違うそうですが、縁側に月が出る前に備えて、月を待つそうです。
ちなみに十五夜の団子は15個らしいですね。
17時から飾りの説明してくれてたそうですが、聞きそびれました。
昔の灯り
古民家の一つで、昔の灯りの説明をしていました。行燈の中にこうやって、なたね油が入ってたそうです。香りがして、猫又などの妖怪がぺろぺろとなめていたという話もあったとか。
他にも昔の懐中電灯的な手持ち灯りや、和ろうそくの実演などやっている古民家がありました。
望遠鏡の見ている先は
科学館から、望遠鏡が出て、民家園でお月見のはずが、この夜はあいにくの曇り。まったく見えません。
せっかくなので覗いてみてくださいと言われ、覗いてみると・・・
見えたのは、古民家の窓の月のウサギでした。
あちこちの古民家の窓が影絵になっていたので、いくつかご紹介。
たぬきさん!
妖怪バージョンも!
団子やさんがありました。月より団子とばかりに行ってみたら、みたらし団子は売り切れていて、お月見用の団子が売っていたので、買いました。
団子を買ったところで、雨が降り出してきたので、退散!
古民家をうろうろして、虫の声が聞こえて、最近まだまだ半袖で過ごせて夏の気分が抜けていなかったんですが、あー秋だったと感じました。
民家園で月が見えなくて残念だったなと思っていたら、警備員のおじさんが、朧月が見えたよって写メを見せてくれました。いいな~
我が家でも
家に帰って、さっそく我が家でもやってみました。お供え物は、民家園で買った団子の他にかぼすと、なす。団子は15個あるから、一番下の段を9個、次の段を4個とすると、一番上が2個になってしまって、配置になやみました。
そういえば、プラネタリウムの人が、数的に積み方が難しいと言っていたのを思い出しました。民家園の各古民家の団子の組み方も一番上を1個にしているもの、2個しているものまちまちでした。
団子を備えたところで、旦那さんが帰ってきて、月見えるよと。空をみたら、偶然にも雲の間から、お月様が!これはシャッターチャンス!
団子、柔らかくて、おいしかったです。
月は一瞬しか見えなかったけど、いい十五夜になりました。
うろうろねんどの旅は続く!
クロアチア・スロベニアをうろうろ(11)2016/6/17(金)ポストイナ鍾乳洞その2
こんばんは、ねんどです。前回に引き続き、新婚旅行のことを書きます。
迷ったりはしたけれど、なんとかポストイナ鍾乳洞に到着したねんど達、いよいよ鍾乳洞の中に入ります。
いざ突入!
チケットを購入した時間が近づくと、受付が始まりました。言語ごとのガイドツアーに参加する人、オーディオガイドに参加する人それぞれ別の列に並びます。
オーディオガイドの説明を聞きながら、開始を待つという想定のようですが、ねんど達が並んですぐに列が動きだしてしまいました。オーディオガイド結構しっかりと説明していてくれて、毎回結構長かったです。歩いていると番号が次のガイドのに行ってたり。
すごく勉強になりましたけどね。
鍾乳洞の中の平均気温は10度程度。寒いと聞いていたので、厚手のパーカーを持っていきました。寒い人のために、ハリーポッターのマントみたいな上着の貸出もしていました。
このポストイナ鍾乳洞は、全長が20km以上もあるらしく、とても歩けないので、途中までトロッコに乗って移動します。
このトロッコが結構ぶっ飛ばします!!
トロッコを降りてから、歩きます。
鍾乳洞って、狭いところのイメージがありましたが、川が流れて、橋がかかってたり、シャンデリアがあるホールがあったり、たくさん言葉に言い表すのが難しい岩のような物体が上から下から生えている所があったりしました。
キノコのようでもあるにょきにょきと生えている物体たちは、大量のお地蔵さんのようにも、菩薩のようにも、妖怪のようにも、はたまた悪魔が大集結しているようにも見え、宗教や育ってきた環境やその人自身の発想でいろいろと感じさせてくれるイメージの宝庫だと思いました。
形もさまざまで、見ていて飽きません。
旦那さんは、こんな所でモンスターに襲われたら勝てる気がしない。勇者はすごいと、しきりに勇者の勇気を賛美していました。
昔は貴族だけのツアーだったそうで、庶民のねんど達がこんな風に見られるのはありがたいです。弾薬庫だった時代もあったりと、いろいろと歴史も知れました。
トロッコを降りたらすぐゴールかと思いきや、結構距離も起伏もあり、わりと歩きました。滑りやすいところもあって、歩きやすい靴が必須ですね。
鍾乳洞の本当の暗さを味わってもらうために電気を消すことがあるそうで、何度か真っ暗にもなりました。突然の真の闇はドキドキするもんで、みんなキャーキャー言ってました。
鍾乳洞の柱が1mm伸びるのに10年~30年が必要だそうです。
数十メートルもある柱が伸びる時間を考えると、本当に途方もないです。
何万年という時間の流れがこの巨大な空間を作っていったと聞いて、ただただ圧倒されるばかりでした。
触れるような位置に水滴がついているところがあったんですが、「触ってはだめです。その水滴についている成分が鍾乳洞の柱になるのです」といったようなアナウンスがあり、ここも数万後には柱が立っているのかと、宇宙を考える時のような感覚になりました。
コンサートホール
最後に「コンサートホール」という長さ65m、幅と高さ40mのでっかい空間がありました。コンサートホールというだけあって、音も響く。交響楽団が2000人の前で演奏したこともあったそうです。聞いてみたいですね。
このコンサートホールには、お土産屋さんもあって、帰りのトロッコが出発するまでの時間見て回れました。
絵葉書と切手も売っています。ポストもあって、ここで手紙を書くとポストイナの消印を押してくれるそうです。早速絵葉書を書きました。
あれ、海外の場合、住所ってどういう順で書くんだっけ?鍾乳洞って漢字どんなだっけなど話しながら、少し書いていたら、気付いたらお土産屋さんに人がいなくなっていました。
はっと外を見るとみんな集合してる!!
鍾乳洞の中に置いて行かれてはたまらないということで、書きかけの絵葉書をポストに投函。書いた内容はこんな感じです。
地下からの手紙~
今、ポストイナしょうにゅうどうです。すごいです。
子どものような文章・・・
集合場所に行くとまだ時間あったみたいで、もう少しちゃんと文章を書けばよかったと思いました。
帰りもぶっ飛ばすトロッコ列車に乗って帰ります。
トロッコを降りると、巨大な川があり、それを横目に見ながら、外の世界へ。
鍾乳洞からの脱出です。向こうに出口の明かりが・・・
厚手のパーカーを着てはいましたが、すっかり身体が冷えてしまいました。
外でまぶしい!!
気温も全然違い、中と外とのギャップがすごかったです。
出口は裏道のような所で、脱出してきたという気がしました。
ポストイナ鍾乳洞、ほんとすばらしい所でした。また行きたいです。いろいろな鍾乳洞をもっと見て回りたいという気になりました。
次回は、ポストイナの洞窟前のお土産さんをうろっとして、崖と融合しているように立つ城「洞窟城」に向かいます。
うろうろねんどの旅は続く!
■後日談
鍾乳洞で書いた絵葉書ちゃんと届きました!
ポストイナの消印はホライモリでした。ホライモリについてはまた次回!
クロアチア・スロベニアをうろうろ(10)2016/6/17(金)ポストイナ鍾乳洞その1
こんばんは、ねんどです。
前回に引き続き、新婚旅行のことを書きます。
スロベニアの首都リュブリャナから、バスに乗ってポストイナのバスセンターまでやってきたねんど達。ポストイナ鍾乳洞に向かいます。
バスセンターに着いたはいいのですが、どっちに向かえばいいのやら、なぜか窓口は閉まってました。たぶんこっちが近道なんじゃないないかという方向に向かおうとするけれど、確信が持てずにいました。
すると、「ポストイナはどっちですか?」と女性から話しかけられました。たぶんこっちだと思うけど、確信がもてないということが言いたかったけど、口から出たのは「Sorry. I don't know」I'm not sureとか「私も探しているとか」とか言いようがあったはずなのに語彙の貧困さがここでもでました。女性はそうですか。。的な感じで連れの人達と去っていきました。
バスセンターに残されるねんど達。ここは大きな道に出た方がいいと、歩くとTourist Informationを発見。ここで聞けばいいよねと中に入りました。
Tourlist Imformationにて
旅行会社のようで、カウンターの前にはツアーなどのパンフレットや絵葉書。
窓口には、はきはきした感じの女性がいました。ポストイナ鍾乳洞はどこかと聞くと、丁寧に教えてくれて、チケットはここで買うと安くなると言います。
オーディオガイドは必要?言語は何?日本語もあるはずだから、窓口で言ってね。
購入するとバウチャー券を渡してくれました。
洞窟城というのをガイドブックなどで見ていて、気になっていました。鍾乳洞を見て、疲れてなかったら行こうかと話してたので、洞窟城にもし行きたくなったら、どうやったら行けるか聞いてみました。タクシーしかないけど、なかなか見つからないから、必要ならここに戻ってらっしゃいと、近辺の地図をくれました。
ねんど達は地図を手に入れた!地図があると、すごく心強いもんですね。
ポストイナへの道中
教えてもらった方へ歩いていると、ポストイナ鍾乳洞がテーマの壁画がありました。JAMAというのがCAVEの意味みたいです。この道で、あってそうです。
さらに進んでいると看板も出てきて、間違いないね~と話しながら歩いていました。前の方に他の観光客も・・・と思ったら、先ほど道を聞いてきた人たちでした。
向こうもこちらに気付きました。3人組で、女性はあまり話さなかったのですが、ブラジルのユニフォームを着た男性と、おばあちゃん。男性「道分かったんだね~」ねんど達「地図を手に入れたんだよ」「こっちみたいだね~、城は遠いみたいだね~」などと話しながら、向かいます。
おばあさんはイスラエルから来たと言っていて、日本から来たというと「日本行ったことあるわ。ネコ~」とゆっくりゆっくり話します。おばあちゃん、日本で日本語を教えてもらったのかなと思い、「Yes, ネコ is cat!!」って言ったら、それに続く言葉。「Kyoto」あ、猫じゃなくて、日光だったんですね・・・
少し話すと、歩くスピードが合わなかったのか、「私はゆっくり行くから先に行っていいわ」と言うので、おばあさんとは別れました。
ブラジルのユニフォームを着ていた男性とは、旦那さんが少し話していたのですが、てっきりブラジル人かと思いきや、ポルトガル人だったそうで、なんでブラジルのユニフォームを着ているのか言っていたそうですが、忘れちゃったそうな・・・
ポストイナ鍾乳洞到着!
そうこうしていると、ポストイナ鍾乳洞の入り口に到着しました。
立派なカタツムリもいました。
ここに来るまでそんなにたくさん人に会わなかったのですが、 窓口に行くと、行列でした。どうやらみんな団体バスや車で来ているみたいです。先ほどの旅行会社で購入したバウチャー券を出して、チケットと交換します。
洞窟内はすごくい広いので途中までトロッコ列車に乗って行けるんですが、そのトロッコに乗るのは全プランついているみたいです。他にも洞窟城とセットなどいくつかプランがあるようでした。洞窟城はまだ行くか決めていなので、他は購入しませんでした。入場できる時間は決まっていて、この時は11時半すぎ、一番近い12時の回にしました。
日本語のオーディオガイドも受けとり、レストラン、お土産屋を抜けて、入口に向かいます。
人が少ないタイミングでパシャリ。
この前で記念写真を頼まれて撮ってあげたのですが、代わりにねんど達も撮ってもらいました。「May I?」と行って、ねんど達のカメラを受け取った陽気なおじさんは、アングル違いで何ポーズが撮ってくれました。今度から人に撮ってあげる時はいろんな角度で撮ってあげるのがいいのかもしれないと、この人をみて思いました。ノリがいい人でした。
鍾乳洞入口では、たくさんの人たちが入場開始を待っていました。
やっときた~
うろうろねんどの旅は続く!
クロアチア・スロベニアをうろうろ(9)2016/6/17(金)リュブリャナ到着
こんばんは、ねんどです。
前回に引き続き、新婚旅行のことを書きます。
クロアチアの首都ザグレブから、長距離バスに乗り、国境を越え、スロベニアの首都リュブリャナにやってきましたねんど達。今日はここから乗り継いで、ポストイナ鍾乳洞に向かう予定です。
リュブリャナのバスセンターは、駅の目の前。天気が心配でしたが、着いたらすっかり快晴です。
荷物預けとチケット購入ミッション
ポストイナに向かうにあたり、ここで2つのミッションができました。
ミッション1.荷物を預け、身軽になる事
ミッション2.ポストイナ行きのバスのチケットを買う事
駅にて
まずは、ミッション1の荷物預け。コインロッカーが駅だったらあるだろうと、入ってみます。ビンゴ!コインロッカーのマークが。矢印をたどっていくと、ホームに一度出て、さらにたどって行くと、ガラスの扉の向こうにコインロッカーが!よしきた。
しかし、扉が開きません。あれっと思うと張り紙が。「テクニカルな問題のため、当分使えません」的なことが書いてありました。テクニカルな問題って何でしょうか・・・
ちょうど、駅員さんがいたので、「他にコインロッカーはありますか。あそこの使えないです」と聞いてみたら、「荷物預けるんだったら、バスセンターの方に行けばいいよ」って答えが。最初のところでよかったみたいです。お礼を言ってバスセンターに戻ります。
バスセンターにて
バスセンターに戻って、建物の中でコインロッカーを探すけどありません。あれ?窓口のおじさんに聞いてみました。
ねんど達「コインロッカーはありますか?」
おじさん「コインロッカーか・・・ないな」
ねんど「どこか荷物預けられるところはありませんか」
おじさん「荷物か、ついてきな」
そんな具合にぶっきらぼうに窓口の横の扉から出てきて、進んでいきます。建物の中央あたりの扉を開けると、おお~クロークルームです。
棚に荷物を置かせてくれ、引き換え券をくれました。
「いくらですか?」って聞いたら、「later!」との答え。この後、窓口で払うのかなとさっきの窓口で待ちます。
おじさんが戻ってきました。
「荷物の料金はいくらですか?」
おじさんの答え、ちょっとイラッとして「later!」後払いって意味だったみたいです。金額は引換券に書いてありました。ミッション1コンプリート!
次はミッション2、ポストイナ鍾乳洞までのバスです。
「それから、ポストイナまで片道をバスチケットを2枚ください」って言うと「fastでいいか」と聞かれました。急行バスがあるのだろうかと?マークが飛んでいると、おじさんさらにイライラを強め、「fastにしとくよ、今からだと10:10だからね、料金は・・・」と言ってました。どうやら、fastというのは一番早い出発時間という意味だったみたいです。
そして、ここでやりがちなミス。フィフティー(50)と聞こえ、20を2枚と10を1枚のユーロ(スロベニアはユーロです。)を出したら、フィフティーン(15)だったみたいで、「フィフティーン」と言いながら20、10、5ユーロを返してくれました・・・恥ずかしい
「ここに書いてるのが乗り場だからね、時間になったら乗ってくれ」とイライラと説明され、窓口を後にしました。ミッション2コンプリート!
とりあえず、荷物を預け、チケットを買えたのですが、ちょっと疲れました。
後日談:おじさん、いらいらさせてごめんなさい~とこの時は思ったのですが、窓口の人はどこもまくしたてるように早口でしゃべるみたいで、別にイライラしてたわけではないのかもしれません。レストランはどこもにこやか、窓口はどこも不機嫌で早口。そんなものなのかもしれません。
出発までリュブリャナをうろうろ
この時、大体9時10分。1時間くらい時間があるので、少しリュブリャナをうろうろすることにしました。
▼駅前RUDOLF MAISTERという人の銅像
ハンモックかな
このポスターがなんだかいい感じで。
山の上の方にお城が見えます。リュブリャナ城のようです。
リュブリャナ城には、翌日リュブリャナを観光する予定なので、行こうと思います。
路地裏と、おもしろいところに干してある靴。
三本橋
街の中心の橋、三本橋です。三本橋にはドラゴンがいます。
リュブリャナの象徴のドラゴン、ガオーーーー!!
ついついいろんな角度から撮って、盛り上がってしまいました。
別のモンスターもいました。
ここらへんに観光案内所があるはずなんですが、見つからなかったのでバスセンターに戻ります。
看板シリーズ スロベニア編
横は学校のようでした。
街のポスター
スロベニアでもクロアチアのフェス、INMUSICのポスターを貼ってました。
そして、その横に上原ひろみのポスターがでかでかと。リュブリャナでも人気みたいです。
バスセンターに戻り、バスセンターのおじさんに教えてもらった乗り場に行きます。どうやらPersonっていうのが乗り場って意味みたいですね。
チケットはこんな感じです。
バスに乗り込み、10:10ほぼ定刻に出発!
出発すると、すぐに高速に乗りました。話していると、1時間もせずにポストイナのバスセンターに到着です。
うろうろねんどの旅は続く!