うろうろネンド

うろうろして見たり思ったことをつぶやきます

クロアチア・スロベニアをうろうろ(11)2016/6/17(金)ポストイナ鍾乳洞その2

こんばんは、ねんどです。前回に引き続き、新婚旅行のことを書きます。

迷ったりはしたけれど、なんとかポストイナ鍾乳洞に到着したねんど達、いよいよ鍾乳洞の中に入ります。

f:id:urouro_nendo:20160801184032j:plain

いざ突入! 

チケットを購入した時間が近づくと、受付が始まりました。言語ごとのガイドツアーに参加する人、オーディオガイドに参加する人それぞれ別の列に並びます。

オーディオガイドの説明を聞きながら、開始を待つという想定のようですが、ねんど達が並んですぐに列が動きだしてしまいました。オーディオガイド結構しっかりと説明していてくれて、毎回結構長かったです。歩いていると番号が次のガイドのに行ってたり。

すごく勉強になりましたけどね。

f:id:urouro_nendo:20160715002500j:plain

鍾乳洞の中の平均気温は10度程度。寒いと聞いていたので、厚手のパーカーを持っていきました。寒い人のために、ハリーポッターのマントみたいな上着の貸出もしていました。

このポストイナ鍾乳洞は、全長が20km以上もあるらしく、とても歩けないので、途中までトロッコに乗って移動します。

f:id:urouro_nendo:20160801173255j:plain

 このトロッコが結構ぶっ飛ばします!!

f:id:urouro_nendo:20160801174343j:plain

トロッコを降りてから、歩きます。

 鍾乳洞って、狭いところのイメージがありましたが、川が流れて、橋がかかってたり、シャンデリアがあるホールがあったり、たくさん言葉に言い表すのが難しい岩のような物体が上から下から生えている所があったりしました。

キノコのようでもあるにょきにょきと生えている物体たちは、大量のお地蔵さんのようにも、菩薩のようにも、妖怪のようにも、はたまた悪魔が大集結しているようにも見え、宗教や育ってきた環境やその人自身の発想でいろいろと感じさせてくれるイメージの宝庫だと思いました。

形もさまざまで、見ていて飽きません。

旦那さんは、こんな所でモンスターに襲われたら勝てる気がしない。勇者はすごいと、しきりに勇者の勇気を賛美していました。

f:id:urouro_nendo:20160801173830j:plain

昔は貴族だけのツアーだったそうで、庶民のねんど達がこんな風に見られるのはありがたいです。弾薬庫だった時代もあったりと、いろいろと歴史も知れました。

トロッコを降りたらすぐゴールかと思いきや、結構距離も起伏もあり、わりと歩きました。滑りやすいところもあって、歩きやすい靴が必須ですね。 

鍾乳洞の本当の暗さを味わってもらうために電気を消すことがあるそうで、何度か真っ暗にもなりました。突然の真の闇はドキドキするもんで、みんなキャーキャー言ってました。

f:id:urouro_nendo:20160801174645j:plain

鍾乳洞の柱が1mm伸びるのに10年~30年が必要だそうです。

数十メートルもある柱が伸びる時間を考えると、本当に途方もないです。

何万年という時間の流れがこの巨大な空間を作っていったと聞いて、ただただ圧倒されるばかりでした。

触れるような位置に水滴がついているところがあったんですが、「触ってはだめです。その水滴についている成分が鍾乳洞の柱になるのです」といったようなアナウンスがあり、ここも数万後には柱が立っているのかと、宇宙を考える時のような感覚になりました。

コンサートホール

最後に「コンサートホール」という長さ65m、幅と高さ40mのでっかい空間がありました。コンサートホールというだけあって、音も響く。交響楽団が2000人の前で演奏したこともあったそうです。聞いてみたいですね。

このコンサートホールには、お土産屋さんもあって、帰りのトロッコが出発するまでの時間見て回れました。

絵葉書と切手も売っています。ポストもあって、ここで手紙を書くとポストイナの消印を押してくれるそうです。早速絵葉書を書きました。

あれ、海外の場合、住所ってどういう順で書くんだっけ?鍾乳洞って漢字どんなだっけなど話しながら、少し書いていたら、気付いたらお土産屋さんに人がいなくなっていました。

はっと外を見るとみんな集合してる!!

鍾乳洞の中に置いて行かれてはたまらないということで、書きかけの絵葉書をポストに投函。書いた内容はこんな感じです。

地下からの手紙~
今、ポストイナしょうにゅうどうです。すごいです。

 子どものような文章・・・

集合場所に行くとまだ時間あったみたいで、もう少しちゃんと文章を書けばよかったと思いました。

帰りもぶっ飛ばすトロッコ列車に乗って帰ります。

トロッコを降りると、巨大な川があり、それを横目に見ながら、外の世界へ。
鍾乳洞からの脱出です。向こうに出口の明かりが・・・

f:id:urouro_nendo:20160801184831j:plain

厚手のパーカーを着てはいましたが、すっかり身体が冷えてしまいました。

外でまぶしい!!
気温も全然違い、中と外とのギャップがすごかったです。
出口は裏道のような所で、脱出してきたという気がしました。

f:id:urouro_nendo:20160801185015j:plain

 ポストイナ鍾乳洞、ほんとすばらしい所でした。また行きたいです。いろいろな鍾乳洞をもっと見て回りたいという気になりました。

 次回は、ポストイナの洞窟前のお土産さんをうろっとして、崖と融合しているように立つ城「洞窟城」に向かいます。

うろうろねんどの旅は続く!

 ■後日談

鍾乳洞で書いた絵葉書ちゃんと届きました!
ポストイナの消印はホライモリでした。ホライモリについてはまた次回!

f:id:urouro_nendo:20160801185729j:image