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クロアチア・スロベニアをうろうろ(12)2016/6/17(金)ポストイナ鍾乳洞その3旅は道連れ

こんばんは、ねんどです。
随分激しく時間が空いてしまいましたが、新婚旅行の続きを書きます。

前回は、ポストイナ鍾乳洞で地下世界を見てきたねんどたち。
今回は、お土産巡りをして、次の目的地プレジャマ城(洞窟城)に向かいます。

ポストイナ鍾乳洞のお土産(主にホライモリ)

ポストイナのお土産といえば、ホライモリ(英語ではプロテウス)のグッズがたくさん。ホライモリのキャラはこんなのです。

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ねんど達も買ってみました。英語ではプロテウスというので、プロちゃんと名付けてみたり。

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ホライモリの現物は、ポストイナ鍾乳洞の終わりの方に水槽にいるのを見ることができました。ヨーロッパで唯一洞窟内で生息する脊椎動物。光に弱い生き物らしいのでフラッシュをたかないで的なことを聞いてたけど、みんなバシバシ写真を撮ってて心配でした。。100年も生きられるらしいです。

ホライモリ - Wikipedia

昔、鍾乳洞には生き物は存在しないと思われていたそうです。

ところが、ポストイナ鍾乳洞の下流の地域では、川が増水した時に生き物が流されていたそうです。それがこのホライモリなのですが、地元の人は龍が洞窟に住んでて、その子供が流されてきていたと思っていたそうです。

その後、1797年ヨシップ・イェルシノビッチ・フォン・ローヴェングライフという人がこのポストイナ鍾乳洞の周辺のチュルナ鍾乳洞でホライモリを発見し、生物学者が遠くから見に来るようになったそうです。当時きっと世紀の大発見だったんでしょうね。

そんな豆知識はみんなこのお土産屋さんで売っていたこの本に載ってました。いろんな言語であって日本語もあったので買ってみました。いろいろと勉強になりました。

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他にはスロヴェニアの名物のはちみつなども売ってました。

お昼

お腹もすいてきたし、次の目的地をどうしようか相談がてらランチにしました。(この時点では、まだプレジャマ城(洞窟城)に行くと決めてませんでした)

このお店で買って道の向かいのテラス席で食べます。

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 食べたもの。サンドイッチと、カフェラテ。ガス入りウォーター。サンドイッチはチーズとハムがおいしかったです。

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写真を撮り忘れましたが、テラス席からは川と水車も見えました。緑も多くて、ここでゆっくりするのも楽しそうです。でもせっかく来たのでやっぱりプレジャマ城(洞窟城)に行くことにしました。

プレジャマ城(洞窟城)へ行けるのか?

プレジャマ城(洞窟城)へは、昔はバスがあったらしいのですが、今はタクシーしかないそうで、Tourist Informationの人が「タクシー乗り場は駅の方、見つからなかったらもどっておいで」と言っていたので、駅の方に戻ることにしました。

ポストイナ鍾乳洞の前の公園の出口を出ると、こんな看板を発見!他の言語もいくつかありました。日本の団体バス向けなのかな。

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ねんどが写真を撮っていたら、旦那さんが、少しマッチョな白人の男の人と話しています。どうしたのと聞くと、「タクシーを知らないか。キャッスルに行きたいんだ」と言っています。私たちも探していると言うと、じゃあ一緒に探そう。ということになりました。

ねんど達パーティーに仲間が加わった!

ブラジルから来た人らしいです。タクシー乗り場は駅の方にあるらしいというと、「駅は遠いから戻るのはきついね。ここの駐車場で行く人を探す?僕は、さっきいくつか当たってみたけど、ダメだった」っていうので、駅の方に向かいつつ、見つけられたら乗り込もうという話になりました。

駅に戻りがてら、どういうルートで旅してるかなど、話をしました。

ブラジルの人は、前日はブレッド湖に行ってて、ポストイナ→洞窟城の後は、リュブリャナザグレブプリトヴィツェ湖群公園→アドリア海を南下して、ドブロブニクに行くらしいです。3週間かけて回ってるそうで、スロベニアは友達が行って良かったと言ってたから来たそうです。

私たちは、今夜ブレッド湖に泊まるっていうと、「ブレッド湖はすばらしかった。あの風景を見ていると、仕事とかいやなことを忘れられたよ」というようなことを言っていました。ブレッド湖の写真を見て、スロベニアに来たので、ますます楽しみになりました。彼は「僕の英語はTerribleだ」と言っていましたが、ねんど達の英語の方がよっぽどTerribleで、でもお互い旅人で、言葉が出ないもどかしさはあったけど、意外と盛り上がるもんだなと思いました。

見つからないタクシー

さて、そうこうしてたら、バスセンターのあるポストイナの町に着きました。ブラジルの人が、道行くおばさんに「タクシーに乗れる所はありますか」と聞いてくれたら、おばさんは「わからないわ。そこのレストランの人なら知ってるかもしれない」と、いっしょにレストランへ行ってくれました。レストランのおじさん「すまないが、知らないな。向かいのバーの人なら知ってるかも」

おばさんと、レストランの人にお礼を言って、お店を後にしました。なんだか伝言ゲームや借り物競争な気持ちで、バーへ。

ブラジルの人が、バーのお姉さんとフランクな感じで何か話してて、お姉さんはタクシー会社に電話してくれました。

しかし「ごめんなさい。全部出払ってるって」

万事休す・・・

これは、最初に行ったTourist Informationで情報を聞くしかなさそうです。中に入ると、他にもタクシーを探している人がいて、「ここを出て右側に泊まってる所がある。台数は少ないけど」的なことをTourist Informationの人が言っていました。

「これは!」とブラジルの人と目配せして、サンキューと言ってTourist Informationを出ました。聞いていた人には悪いけど、タクシーは我々がいただきますぜ。

足早に歩いていると、東洋人らしき人(まあ、ねんど達もそうなんですが)がブラジルの人に話しかけています。「もしかして、タクシー探してる?」「Yes!」「相乗りする人探してるんだけど、いっしょにどう?」

これは!渡りに船とはこのことです。

へい!タクシー

タクシーが止まっている所に行くと他に2名ほど東洋人らしき人達が待っていました。ん?人数が全部で6名。タクシーに乗り込めるのでしょうか。

運転手「OK!行こう!」

行けるみたいです。みんな乗り込みます。

へい!タクシーと日本のように簡単にはいきませんでしたが、これでなんとかプレジャマ城(洞窟城)に行けそうです。

次回は、プレジャマ城(洞窟城)へやっと到着です。

うろうろねんどの旅は続く!