ぐるっとパスチャレンジ1:東京国立近代美術館フィルムセンター(2017年1月24日)
こんばんは、ねんどです。
ねんど、またぐるっとパスを買いました。2016年度は1月31日までの発売なので、今回が2016年版の最後になると思います。
ぐるっとパスを買ったのは、今回が4度目。2000円で最初に使ってから2ヶ月間、東京周辺の79の施設が入場できたり、入場料が割引になるってのが、ぐるっとパスの魅力なんですが、実は過去3回の利用実績は、平均3施設。ほとんど元が取れていない、負けっぱなしの状態です。
これではいけない。
そこで今回は、2か月の間になるべく多くの施設に行くことを目標に掲げました。(ちょっと大げさ)
冬の季節は寒いし、外に出たくなくなりがちなので、外に出るきっかけにもなりますしね。
入場できる施設数は?
2か月で果たしてどれくらい回れるのでしょうか。
今日2017年1月24日にぐるっとパスを購入したので、期限は3月23日までの58日間。今回は割引ではなく、入場できる施設に絞って攻めてみたいと思います。この期間に休館になっていなくて、常設展または企画展に入場可能な施設は、55ありました。
58日間で、55施設。なかなかハードなことになりそうです。
初日は、東京国立近代美術館フィルムセンター
初日の今日はどこにしようかと、以前どこかでもらったぐるっとパスのチラシをみていたら、東京国立近代美術館フィルムセンターが2017年1月30日~2017年3月31日の間、電気工事で休館になると書いてありました。
これは、今週行っておこう!ということで、初日は東京国立近代美術館フィルセンターに決定しました。
場所は、京橋駅から徒歩1分。地下鉄を降りて、階段を登ったらすぐありました。
入り口は、こんな形。
「日本映画の歴史」という常設展と「戦後ドイツの映画ポスター展」の企画展をやっていました。
建物内は
1階は、エントランスと休憩スペース。
2階は、大ホール。定期的に映画を上演したり、トークショーをやったりしているようです。
4階には、図書館。荷物をコインロッカーに預けて、受付でパスをもらって入場します。映画関係の雑誌や本がありました。そんなにたくさんは開架されてなかったけど、検索機があったので、奥にはたくさんあるのかもしれません。アニメーションのコマ数を節約するという記事の冊子があったので、読んでみました。
そして、7階が展示室。
企画展の「戦後ドイツの映画ポスター展」を見ようと思っていたのですが、「日本映画の歴史」とそのままつながってみる形のようでした。
日本映画の歴史
順路が先に「日本映画の歴史」を見るようになっていたので、まずはそちらから。映画会社の系統や、日本最古のフィルム映像や、映写機やカメラが展示されていました。
いくつか映画の一部映像を再生したりもしていたのですが、意外と面白いものもありました。印象に残ったのが、こちら。
成金
白黒映画。表情が白黒でも分かるようにか目張りと表情が誇張されすぎておもしろかったです。疑ってる顔、焦ってる顔とか、そこまでしないでもっていうくらいでした。
狂った一頁
1926年の日本の前衛映画。脚本は川端康成らしいです。フィルムが焼けたと思ってたら、奇跡的に蔵から発見されたそうです。舞台は精神病院。独房で踊り狂う妻。雷、大雨、幻想世界。白黒で音はないんですが、見入ってしまいました。
展示では5分間くらいでしたが、全体は70分くらいあるらしく、いつか見てみたいです。
ホーム・マイホーム
ペーパークラフトのアニメーション作品。きつねともぐらが家を求めて、それぞれ地上と地下を進んでいくんですが、歌もキャラもすごくかわいくて好みでした。岡本忠成という人の作品らしく調べてみたら、みんなの歌の「メトロポリタン美術館」もこの人の作品だと知ってびっくりしました。子どもの時、大好きでした。
タイムトラベルは楽し~メトロポリタンミュージアム♪
美術館に夜まで隠れていたら、そんな楽しいことに出会えるのかなと子供心に思っていました。
戦後ドイツのポスター展
日本映画の歴史のコーナーを超えたら、本日のお目当の戦後ドイツのポスター展でした。2部構成で、西ドイツと東ドイツとで別れて展示してあったのですが、雰囲気がぐっと違いました。西ドイツの方がタイポグラフィーやデザインに思い切りがあって、ねんど的には、そちらの方が好きでした。
名前は知っているけど、見たことがある映画も多数あって、見てみたくなったり。
「野火」「七人の侍」のポスターもありました。
それにして、この美術館、映画なども上映しているらしいので、電気工事が終わったら、また行ってみようかと思いました。シアターも気になりました。映画の世界も沼なんでしょうね。
うろうろねんどの旅は続く!