みさきまぐろきっぷの旅2018年04月30日
こんばんは、ねんどです。
気づいたら前回の投稿から1年も経過してしまいました。久しぶりすぎる更新です。
まぐろ食べたいなって事で、京急電鉄から発売されている「みさきまぐろきっぷ」で、三崎港と城ヶ島に行って来ました。
みさきまぐろきっぷって?
みさきまぐろきっぷは、京急電鉄から発売されている「三崎口との往復とバス乗り放題券」+「まんぷく券(食事券)」+「おもひで券(施設利用やおみやげと引き換えできる券)」の三枚つづりの切符のセットです。お得率が高いので、いろんなメディアとかに取り上げられてて気になってました。今回はこれを使って、日帰り旅に出発です。
三崎口駅到着!
11:15くらいに到着。
階段にWelcome Miura peninsulaって書かれてて、なんだろうと思ったら、ペニンシュラって半島って意味があったんですね。
ホテルの名前じゃなかった。。
観光案内所で、三崎港と城ヶ島の地図をもらいます。スタッフのおじさんが、にじいろさかな号って海中が覗ける窓がついてる船に乗るんだったら、先にチケット買ってからその間にお昼食べるといいよって情報くれました。
バスで三崎港まで
まずは三崎港までバスで向かいます。11時25分 三崎口からバス乗車。
臨時便が出てるのか待たずにすんなり乗れました。
車窓からはキャベツ畑がたくさん見えました。まぐろの事で頭がいっぱいだったけど、三浦半島の野菜、美味しそうです。
三崎港到着
12時前に三崎港到着。予報では晴れのち曇りってことでしたが、この時点ではまだいい天気。
観光案内所の人に聞いた通り、まずはにじいろさかな号のチケットをみさきまぐろきっぷのおもひで券と交換。13時台までは完売。14時すぎの回以降は空きがあるとの事でしたが、うろうろしたいので15時台のにしました。
お昼へゴー
みさきまぐろ切符のパンフレットから、あらかじめ行きたいお店をチェックしていました。
とろとろ丼が美味しそうな紀の代ってお店。
とろとろ丼っでネーミングからもう美味しそう〜
みさきまぐろきっぷで食べられるお店は、混雑状況がサイトで確認できるので便利です。
見たらサイトには1時間待ちって書かれていました。なんとか待てるかな。
三崎港のバス停から歩いて10分くらいで紀の代のお店へ。
名前を書いて待つ方式みたいで、見ると10組ちょっとくらい。名前を書いて、お散歩に出かけます。
お昼を待つ間、お散歩へ
お隣は超有名店のくろば亭。こちらは2時間待ち。道を挟んだ所に待合室があるほど。こちらもいつか行ってみたいです。
かわいい雑貨屋さん。お店の前にお散歩マップが書かれてました。絵葉書をゲットしました。
こういう地層の上に建物建てているの盛り上がります。
海南神社
こいのぼりが出ていました。GWですね。
お参りする時に降る鈴がやたらたくさんあって、珍しいのでご朱印いただく時に聞いてみました。参拝する人が鈴を奉納して、自分の鈴を鳴らしてお参りするそうで、これ以上ぶらさげると、屋根が重みで壊れそうなので、この数にしているんだそうです。
源頼朝が植えたというご神木の銀杏の樹。羽を広げたように見えます。
登りたくなる階段
結構な急な階段があって、登ったらきっと景色がいいだろうと、登ってみました。
登りきるとお墓があって、さらに奥に行くといい景色。
夕方行く予定の城ヶ島へ渡る橋が見えました。城ケ島、結構近いんですね。 リクライニングシート的な椅子がありました。
これに寝転ぶとより景色を楽しめるのかなと、ごろん。
結果、空しか見えませんでした。どうやら壊れている椅子のようでした。。
電柱の看板の錆具合が海に近いって気がします。
すなっくセニョールがいい味出してます。
海見たり
他にも写真展してる所や型染めの大漁旗のお店もあったりして、なんだかんだで、時間近づいたのでお店の前で待ちます。
お隣で、さばいた後の魚を干してました。
そして、いよいよ私たちの名前が呼ばれ、順番が来ました。サイトに書いてあった通り、ぴったり1時間くらいでした。
きたーーーとろとろ丼!!
とろとろ丼は、まぐろのづけ、ネギトロ、ビントロ、ユッケがのったどんぶりで、つけあわせに本日の小鉢(この日はまぐろの筋の煮凝り)とつみれ汁がついてました。
その名の通りとろとろでおいしくて、あっという間に完食でした。づけのたれもいい味してました。スタッフの人たちもきびきびしつつ、お客と和やかに話す余裕もあって、いい雰囲気でした。行列店に行くと時々、忙しさのあまり機械的になってたりぎすぎすしてることがあるけど、ここの人たちはそんな事がなくて、いい意味で忙しさに慣れてるんだなって思いました。夜も行ってみたくなりました。
船の時間までうろうろ
切符を買ったにじいろさかな号の出航までまだ時間があるので、お散歩再開です。
魚を干していました。海に近いって感じがするな。
知らなかったんですが、ユニバーサル広告社ってドラマのロケ地になったみたいです。「ここ探してたの~」って写真撮ってた人がいたので便乗して写真撮って、帰って調べてびっくりしました。
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スタンプラリーやってみたり、スタンプ集めたら、ちょっとした物がもらえました。ちょっとうれしい。
澤田痴陶人美術館の方のバス情報
スタンプラリーで立ち寄った澤田痴陶人美術館の方が、びっくりするほど親切でした。三崎港から三崎口へのバスは混むから、城ケ島から乗った方が乗りやすいこと。三崎港からバスに乗れない場合は、10分くらい歩くけど三崎東岡ってロータリーがあるバス停があって、そっちは違う路線のバスも止まるから、そっちから乗るといいなど、いろいろ教えてくれました。
さらにバスの時刻表のコピーも持ってて、写真を撮らせてくれるという丁寧ぶり。ちょっと感動的でした。
チャッキラコ
靴をぬいで建物の中が見て回れました。増築をしているとのことで、蔵と木造の建物がくっついてる部分が構造的におもしろかったです。
季節柄、五月人形の展示や、昭和の暮らしやチャッキラコの紹介がされていました。
チャッキラコとは・・・毎年1月15日の小正月に先ほどいった海南神社で、豊漁・豊作や商売繁盛などを祈って女性のみで踊られるこの辺りに伝わる民俗芸能
ユネスコ無形文化遺産に登録されているそうで、ちょっと見てみたくなりました。
うらりマルシェ
港のところにある市場みたいなところでお魚買ったりお土産買ったりできました。14時ごろ行ったら人多い!(帰り際の夕方4時ごろは少なくなってました)
お土産にピクルスと、イカ焼きはここで食べるように買いました。買ったお店の人があっちに椅子があるからね~って教えてくれました。三崎港の人は親切な人が多いみたいです。
休憩スペース。まぐろになって写真撮れるみたいです笑
UFOキャッチャーのチョイスも魚介で攻めてました。
にじいろさかな号
そうこうしているうちに乗船時間が近づいてきました。船内で飲もうとアイスコーヒーをいい感じのカフェでテイクアウトしたんですが、考えたら船内でごみを出すとめんどくさそうなので、直前に一気飲みして、乗船しました。船は60人乗りだそう。
甲板から階段を下りていくと、こんな感じで窓がついてて、水中の様子が船内から見れます。
窓の席がなくなる前にと急いで下に降りたのですが、出航してポイントにつくまでは船内からは見えませんとアナウンスがあったので、甲板に出ることにしました。
出航するとあっという間に港が離れていきます。
橋の下を通ります。
鳥のえさを購入できて、やることができます。とんびがたくさんやってきます。
10分ほどすると、ポイントに到着。お魚が見えるというので降りていきました。しかしねんど、一気飲みしたコーヒーが胃袋の中でチャプチャプして若干船酔い状態であんまし写真は撮れませんでした。ピントがあってない写真が・・・
教訓、船に乗る前に飲み物を一気飲みするべからず。フグとかも出てました。
甲板に出ると魚のえさやり体験ができました。水中にえさをやると、魚が一気にやってきてました。
少しして、船は港に戻りました。
港に戻り、少しゆっくりして、次は城ケ島です。
城ヶ島へ
16時25分のバスに乗って、城ヶ島大橋を通り城ケ島へ上陸。10分くらいでした。白秋碑前というバス停で降ります。
白秋碑を見た後、ウミウ展望台から馬の背洞門へ行って、水仙ロードか、城ケ島ハイキングコースを通って城ケ島灯台の方へ行き、城ケ島バス停からバスで三崎口に戻るルートを考えています。
白秋碑
道を渡って少し行くと、砂浜でそこに白秋碑がありました。北原白秋は三崎に住んでたことがあったみたいですね。白秋記念館というのもそばにあったのですが、閉まっていました。GWに休みとは、やる気がないのでは思ったら、16時で閉館だったみたいです。この時、16時50分くらい。ちょっと来るのが遅かったですね。
ウミウ展望台
白秋碑を後にして、城ケ島で一番気になっていたウミウ展望台を目指します。
坂道がちょっとあって、看板をたよりに小道に入ると、途中ちょっと分岐で迷いそうになりました。地図があってよかった。
小道に入った後、ウミウ展望台までは思ったより近かったです。形がおもしろい!
秋から冬にはウミウって鳥がやってくるみたいですね。ちょっと見てみたいです。
馬の背洞門
森の中の道を行くと、分岐があって、馬の背の洞門の方へ。海の方へ降りていきます。
海~!!水平線が見えてきました。奇岩がたくさんありそうな気配。
来ました馬の背洞門です。
雲が出てきて少し光が弱かったので、快晴の強い光の時はまた違う感じで見えるのかなともいました。
海沿いをずっと見ると、ずっと海岸が続いています。
地図でみた海沿いのハイキングコースはこの道を行くんだったんですね。楽しそうなので、こっちを進むことにしました。
火山でできたんでしょうね。普段なかなか見れない景色が続いています。
しばらく歩いていると、だんだん人工物が見えてきて、海岸は終わりました。
城ケ島灯台です。
城ケ島京急ホテルの駐車場から。こっちは富士山に沈む夕日がが見える方角らしいのですが、雲が出ていて今日はむつかしそうです。
赤い橋が。
橋からの写真です。水がきれい。赤い鳥居がありました。
海側を見ると、ゴジラの背中のように岩がつらなっていました。
お土産屋さんがたくさんあるエリア。18時頃だったので、残念ながらお店はほぼ閉まっていました。
楫(かじ)の三郎山
バス停で時間を確認。18時25分のがあったので、すぐそばの 楫(かじ)の三郎山にいってみました。
実はここは昼間参拝した海南神社とゆかりのある所でした。由来の説明にこうありました。
海南神社の祭神の藤原資盈(つけみつ)公が貞観六年(864年)に九州博多を出航し、途中暴風にあい漂流の末、三崎に着岸されました。このとき、お座船のかじ取り役をつかさどっていた家臣三郎をこの山に祀り、楫の三郎山と呼ぶようになったと伝えられています。
ねんど、福岡出身なので福岡と聞くとテンション上がります。あんな遠いところから船旅で漂流して、よくぞ無事だったと思います。それは祀りますね。
後で調べたのですが、藤原資盈(つけみつ)公は、房総の海賊を平定したそうです。神奈川と千葉というと離れている感じしますが、確かに東京湾で海つながっているんだなと思いました。
上から、三崎港も見えました。
そうこうしていたら、バスの時間になったので、バス停に戻りました。いつのまにか結構人が並んでいて、出発時には満席になっていました。
バスに乗ってる間にとっぷりと日は暮れ、三崎口駅に着くともう真っ暗でした。
駅の名前、マグロになってて笑いました。
みさきまぐろきっぷ、フル活用しました。確かにある程度は使えるところが限定されるのですが、制約はそこまで感じず、カフェやお土産以外はお金を全然使ってなくてお得感が半端なかったです。
それから、三崎港の町よかったです。まぐろもおいしかったですし、親切な人も多かったように感じましたし、他にも行きたいお店もできたので、また行こうかなと思いました。
うろうろねんどの旅はつづく!